外交とか外遊とかの本当の意味とは?について、ゼレンスキー大統領が教えてくれている気がします。
こういうのが外交というのですよね。
やむなく、という面はあるにせよ、ウクライナのゼレンスキー大統領が毎日のように外国の要人と会談して、ウクライナという国を守ろうと必死に戦っているわけです。
国を守るために自ら先頭に立って交渉にあたり、成果を出している、ということが外交の成果として出ています。
しかも内容的にはロシアとの「自衛戦争」だというのに、確かに戦力を要求してはいるものの、それは武器供与などの物的なものであって、人的なものを要求しているわけではないし、ましてや自分から武器使用をけしかけているわけではもちろんない。
日本には、これが外交なのだ、というのがないのではないか。
日本では「平和外交」というと、仲良く仲良く、という面が強く、まあこれは某野党のいうことを無視していない証拠という具合に思っているのですが、戦力の話は全くやらない。
アメリカの武器を買って、とかいう話はありますが、言いなりなのかな?という疑問はありつつも、まあそんな話はしない。
印象としては途上国に資金供与ということばかりが目立っているように思います。
岸田首相にゼレンスキー大統領の真似をしろとは言いませんが、「外遊」ばかりやってちゃんと自国の立場を主張しているんだろうか?嫌われないようにしに行っているだけのような印象を持っています。
お金配れば嫌われないかな?みたいな感じを受けます。
国内では困ったことがたくさん起こっているというのに。
将来の年金問題どころか、今起こっている問題にすら蓋をして外遊に逃げてはいないだろうか。
国内に残った大臣連中がしっかりやるからいいのかな?日本が平和であるという証拠という面ではいいことかもしれませんね。
日本が平和だという証拠でこれが通るのだという面では良いことなのかも知れませんね。
ただこうも思うのです。
日本は良くも悪くも今戦争に直面をしていないから、岸田首相がウクライナのゼレンスキー大統領のように国のトップ直々外交して会談を急ぐ状況にに迫られていないのだというように考えると、その意味に限って考えると、岸田首相に余裕があるということが、「外遊にいく」という行動に繋がるんでしょうか。
民間企業の社長会みたいなもんですかね。
何もないから仲良くパーティーで同席していられる。
(もちろんそんなに社長という仕事が楽ではないことは承知しているので、オーナー社長がゴルフに行ってばかりいることと同じだとは思っていないです。)